俳句 上島鬼貫

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久々の記事。

小説もいくつか読んだが、俳句のことばかり考えているもので、今回は大岡信氏の歌集より抜粋。

 

大岡信折々のうた 秋』より

にょっぽりと秋の空なる富士の山 上島鬼貫

 

「にょっぽり」に、俳句の表現の自由さと面白さを感じる。

 

誰もが知っている日本一の山、富士山。

富士山をよんだ句は数あれど、「にょっぽりと」なんて言ったのはこの句だけではないか。

 現代風に読むと、「あの富士山をいじってるやん」というふうにも読めてしまう。

 

作者の上島鬼貫の時代は江戸中期、「東の芭蕉西の鬼貫」といわれる。